髪染めた途端授業こなくなりがち

最近、僕って何学部はいったんだっけなと、思う回数増えてます。凪です。(誰のせいとは言いませんよ?(笑))

 

大学デビューという言葉が人口に膾炙していることから明らかなように、高校の時真面目っぽかった人が大学生になった途端、髪の毛を茶や金や銀、緑など昔のポケモンのゲームタイトルかいなと思うような色にし、そしてお酒を飲みだし、合コンやパーティーに繰り出し、まさにパーティーピーポーへと転換していくというのはよくある光景です。

 

 

・・・以上の話は流石に少し持っていますが、髪染めるや、眼鏡をコンタクトに変えるなどはかなりありがちです。ありがちすぎて、蟻になります。(←意味が分からないし、微妙に古い)

 

 

なんか無駄話多くないか?、ですか?すいません、さっさと本題に入ります。

 

大学デビューというと、まずは外見を変えること、というのが一番すぐに思い浮かぶ話です。急に真面目な人がまず、性格からというのはまあ難しいし、そういう場合は、接したことがない人はその人がどういう人か全くわからないので、やはりまずは外見から陽キャラにしていくのがベストでしょう。

 

そして不思議なことに外見が陽キャスタイルになると性格までわりと陽キャになります。(というか少なくとも周りの人にはそう見えます。)

 

実はこの現象には名前が付いていて、「制服効果」と呼ばれています。

 

1971年にアメリカのスタンフォード大で、普通の人が特殊な役割を与えられるとその役割に合わせ行動してしまうということを示すためある実験が行われました。その実験内容の概略としては、新聞の広告などで募集した被検者を「囚人」グループと「看守」グループにわけそれぞれのコスチュームを着て、監獄でその役を彼らに演じさせたということだそうです。その結果は実験であるにもかかわらず、「囚人」役はより囚人らしくなり抑うつ的な症状を示すようになり、「看守」役は本当に看守であるように振る舞い、「囚人」に対して本気で侮蔑的な発言をするようになったそうです。そしてこの実験はあまりに被験者の人格に対するダメージが大きかったため、実験の予定期間を大幅に短くしたようです。

 

また、R・DジョンソンとL・Lダウニングが行った実験では、60名の女子学生に残虐で有名なKKK団のガウンに似た制服と看護婦の制服を着せ、ある人に問題を出しその人が誤答をしたらボタンにより強さの段階を変えることが出来る電気ショックの装置を彼らに発動させるということを行った。その結果、前者は強い電気ショックのボタンを押すようになり、後者は弱い電気ショックのボタンを押すようになったようだ。

 

(出典:「他人の心理学」渋谷昌三、「多湖輝の心理学教科書」多湖輝)

 

以上の実験より、着用している服はその人に多大なる影響を与えるということが示されています。なので、もっと明るい性格になりたいとか、もっと積極的に生きたいとかという願望の抱えた人は自分にとってはちょっと無理してるかなくらいの明るめの服を着てみるのはいかがでしょうか。

 

・・・と、どっちかというと陰キャが言っていくすたいる。